アメリカのスーパーの魚で刺身【完結】

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アメリカ生活

アメリカの魚で刺身・最終章

どうもみなさん、こんにちは。

 

Teriyaki
気が付いたら1ヵ月以上記事を更新しておりませんでした(汗)

こんな辺境のブログに辿り着いた、みなさんの為に更新頻度を増やさないとですね。

せっかく始めたから、ちゃんと更新しないとね。反省。

そもそも刺身って?

前回の記事でマグロは湯霜造りで美味しく食べれたんですが、1つの疑問が残りました。

Teriyaki
これは刺身なのだろうか?

あくまでも

「アメリカのスーパーで売っている生魚は、刺身で食えるのか?」を検証したいので、

まずは「刺身」とはなんぞや?という所まで掘り下げてみました。

みんな大好きWikiから引用。

刺身 

 

刺身(さしみ)とは、魚介類などの食品生のまま小片に切り醤油などの調味料で味を付けて食べる日本料理である。

刺身は食品そのものを味わう料理であり、新鮮で味の良いの食品を用意することが大切である。

Teriyaki
「生のまま小片に切り」「食品そのものを味わう料理」と。

ということは前回の記事で作った湯霜造りは、厳密に言うと刺身ではないということですね。

ということで、次はサーモンを100%ナマで食べることにしました。

Teriyaki
なんかドキドキするなぁ…..

アメリカのCOSTCOサーモンを喰らう

日本のコストコの刺身用サーモン。有名ですよね。

デカイ半身の横にワサビの小袋がちょこんと同梱されているアレですよ。

アメリカのCOSTCOで売っているサーモンも、アレと同じだったら何も問題無く食えるんですよ。

そもそも空輸して日本に入ってきているので、輸送距離も短いアメリカの方が新鮮なんじゃね?と考えたわけです。

Teriyaki
でもわかりますよぉ〜?皆さん心配ですよねぇ〜?

誰かがイケニエになって実験してもらわないと〜

 いくら文章で

舌がとろけそうでした!安心して刺身で食べれます!

とか

友達が言ってましたが、寄生虫はいないみたいですよ!

とか書かれても、

いや、お前本当に食ったんかいな?

ググっただけで、それっぽく書いてるだけなんじゃねーの?

とか勘ぐっちゃいますよね(笑)ネットだといくらでも書けちゃうし。

Teriyaki
私は色々ガチで実践してきたので、記事の内容は100%信じてもらって大丈夫です
 

※後日ブログにも登場するかもしれませんが、レストランで食うと値段が高いので、真夏に自宅で生クラムを食ってみた。もやりました。日本で言うホンビノス貝です。

 

脱線したので、本線に戻ります。

お魚の生食で心配なのは、アレですよアレ。

マグロ編でもちょこっと触れましたが、寄生虫。そう、アニサキス君です。

ということで「サーモン 刺身 アニサキス」でググってみると情報が盛りだくさん。

生態系などの話は小難しそうなので、必要な情報だけを薄いCoffeeを飲みながら抽出します。

で、結果がこれ↓

 

アニサキスについて

①寄生虫がいるのは、オキアミ(ちっこいエビ)を食べている天然のサーモン。

②売られている刺身用サーモンは天然ではなく、養殖。

③日本のコストコとアメリカのコストコのサーモンは同じ商品。

もっと興味が湧いた人は各自で調べて頂くことにして、なるほどイケるんじゃね?

って私は思いました、はい。

ここまでスクロールしたね!?お待たせしました、実食!

そんなこんなで、COSTCOに行ってみるとありましたよ、青いパックにでろーんと半身が入っているサーモンが。

見た感じワサビの小袋がないだけで、全く日本のCOSTCOで売っているのと同じ。

まぁ英語表記だけど。

小ボケをかましたところで、サーモンさんをTHE  SASHIMIで食らいます。

■手順

①でろーんとした巨大な半身の皮を剥ぎます。(中骨は抜き取られている)

②皮を剥いだサーモンをいくつかのサクに切り分けし、食べない分はラップに包んでジップロックに入れて冷蔵or冷凍庫へ。

※刺身で食べるなら冷蔵庫に入れて3日以内に食べ切りましょう。

冷凍だと2週間程度は保存できますよ。(もっとかな?)半解凍で食べるルイベも美味い。

④刺身に切って、ワサビを乗せて、醤油につけて、バクっと食らう!

(゚д゚*)ウマー

(゚д゚*)ウマー(゚д゚*)ウマー(゚д゚*)ウマー

結論:アメリカのCOSTCOのサーモンは刺身で食える!

アメリカで食べた、このサーモンの刺身。

人生で食べたサーモンの中でぶっちぎり堂々の1位でした。

というのも、日本のサーモンの刺身は独特な匂いがある気がして、実は苦手でした。

しかしこのサーモンは、これっぽっちもそんな匂いがしない。美味い!UMAI!美味すぎる!

Teriyaki
脂が口の中でとろけるという表現を初めて体感出来ました。

他の魚はどうなのよ?ピチッと使え。

今回の検証によって、アメリカのCOSTCOで売られているマグロとサーモンは、刺身で食える事がここに証明されました。

後日談ですが、人間というのは欲が出るもので、白身魚も食べたくなったわけですよ。

んで家の近所のローカルな魚屋さんで売っていた、表面ヌルヌルでエラが真っ赤の新鮮なヒラメ。

丸々一匹をその場でさばいてもらって、アラも全部お持ち帰り。

 

ただ、1つだけサーモンとは違う処理を施しました。

それは、脱水

何でなん?新鮮だからそのままで美味しいんじゃないのん?

 

簡単に言うと、捌きたてのお魚には身の中に水分と生臭み成分があるわけですよ。

しかもヒラメやタイといった白身魚は新鮮すぎると旨味がないんですよ奥さん。

 

そんな新鮮すぎる魚の水分だけを吸収して旨味を引き出す魔法のシートがあるんです。

Teriyaki
浸透圧パワーで吸い取ってくれるすごいヤツなん。

 

我が家は同郷の寿司職人から教えてもらい、日本のAmazonから実際に取り寄せ。箱つぶれてた

 

 

使い方はいたって簡単。

ヒラメの身がシートにピチッと触れるように巻いて冷蔵庫にインするだけ。シートも箱出しそのまんまで何の下処理も必要なし。

だいたい2〜3時間して取り出してみると、シートが魚の水分でブヨブヨ。ヒラメの身は少し張りが出てきた気がする。余計な水分が抜けたからかな。

あとは切り分けてお刺身昆布締めヒラメの漬け丼、アラ汁で美味しくいただきました。

やっぱりお腹の調子は至って健康。

でもサーモンの美味しさにはホント驚いたかな。サーモンならすぐ買えるし。

みなさんもお試しあれ!でも、くれぐれも自己責任でね(笑)