キャンピングカーでアメリカのグランドサークルを回ってみよう〜その5 ザイオン国立公園

アメリカ生活

キャンピングカーでアメリカのグランドサークルを回ってみよう〜その5 ザイオン国立公園

前日泊まる予定だったKOAに事情を説明し、代金を返金してもらいます。

 

Teriyaki「たのもー。昨日泊まる予定だったんだけど、システムが良くわからなかったから、すぐそこにあるRVサイトに昨日は泊まったんだぜよ。だから返金してくれ」

KOAスタッフ「え?クラブハウスの外にあるメッセージボードにあなたの名前とサイト番号書いてなかった?そこがあなたの場所だったのよ

あたし「見てないぜよ。とにかく泊まってないから返金してくれプリーズ」

KOAスタッフ「泊まってないのね、わかったわ。じゃあクレジットカードに返金しとくからカード出して」

 

ってな感じでスムーズに返金処理は完了。返品・返金に関しては日本よりアメリカに軍配。

 

KOAスタッフ「OKじゃあここにサインして完了ね。それと、夜に到着する人は基本的にメッセージボードに名前とサイト番号が書いてあるはずだから、次泊まるところでは確認したほうが良いわよ」

とスタッフさんからのアドバイス。

 

やはり昨夜のレディの言う通り、メッセージボードは常識みたいですので、皆様も夜間にRVパークに到着した際はお気をつけください。

 

ザイオン国立公園へ

RVに接続していた電気・水道・下水のラインを引き抜いてお片付け。

最後に車の周りをぐるっと1周して、忘れ物がないか確認。

よっこいしょと見晴らしの良いRVの運転席に乗り込み、さっそくザイオン国立公園に向かいます。

なんてことない道路ですが、この景色でテンションMAX。

こんな景色の道をひたすらに走って到着しました、ザイオン国立公園。

ザイオンとは古代ヘブライ語で聖域を意味する「シオン」の英語読みだそうな。

ジークジオンとなんか関係あるのかね?わからん。

そんなことを考えているうちに公園の入口に到着。

ゲートにいた門番みたいな女性から「あんたらトンネル通るんか?」と聞かれる。

そもそも「グランドサークル回ってみたいぜよー」だけが目的だったので、ラスベガスのカジノ以外ろくな下調べをしてこなかった我々。

そんな何も知らない我々が後ろの車をせき止めて、色々聞いた結果がこちら。

 

  • マウント・カーメルという名のトンネルがあるんだが、まぁ狭い。
  • RV車が通る時は片側を通行止めにしなきゃならん。もちろんお金かかるよ。
  • ちなみにブライスキャニオン国立公園に行く人は、ほぼ全員通るよん。
  • でもブライスキャニオンは雪が降ってるから、装備がないと危ないかな。

 

昨日のRVパークのレディに教えてもらった通り、やはりブライスキャニオンは雪が降ってるみたい。

 

地元の人が危ねーって言ってる所に突撃する気はないので、ブライスキャニオンは秒で諦めた。

 

ビジターセンターまでしか行かない事を告げ、ビジターセンター前の駐車場にRVを駐車。

んで目の前にはこんなのが出現。

 

いやいや、映画の世界かぁー!!!!

 

到着したのがお昼頃だったので、この景色を眺めながらランチ。

この日はカップヌードルとレンチンご飯でパパっと済ませて早く見よーぜ作戦。

手抜きランチだったけど景色が抜群なので、家で食べるそれと美味しさが全くの別物。

ランチ後は周辺を散策。

川べりをてくてく歩いて、ちょっと山登り。

なんだか神聖な気分になるなー。空気も綺麗だし。

く、崩れてこないよね…

ザイオンは2時間で観光終了、アンテロープへ

かれこれ30分ほど登ってみましたが、まだ先は長そうなので引き返すことにしました。遭難怖いし。

んで、昨日のレディのアドバイス通りブライスキャニオンを秒で諦めた我々は、翌日のアンテロープキャニオンに備えるべく、この日はRVパークに早めに行って酒でも飲んでまったり過ごすことに。

日本にいる時は集合時間ギリギリまで観光地の隅から隅まで全部回らなきゃいけない。

いわばひとつの使命感(義務感)みたいのがあった我々でしたが、

「2時間で次の目的地に行っていいのかね?ランチ以外あまり印象に残ってないんやけど〜」

となんだか変な心象になりました(笑)

次回、アンテロープキャニオン編に続きます。