キャンピングカーでアメリカのグランドサークルを回ってみよう〜その8[広角レンズ] ホースシューベンド
どうもTeriyakiです。
幻想的なアンテロープキャニオンを満喫した我々は、次の目的地ホースシューベンドへ向かう。
次はどんな素晴らしい景色が待っているのか?
目的地に向かう車内でドキがムネムネ。
ここはホースシュー(Horseshoe)がベンド(Bend)がしている名の通り、馬の蹄の形をした川?渓谷?があるところ。
駐車場に車を停め、辺りを見渡すが渓谷はおろか川もない。馬の蹄なんて皆無。
確認できるのは、小さな山というか丘くらい。
と思いながら周りの様子を観察していると、周りのみんなが丘に吸い込まれていく。
その姿はまるで巡礼者。
このまま駐車場にいてもしょうがないので、我々も巡礼者に習って丘を登ることに。
常日頃から運動はしようと思っていても中々重い腹が上がらない我々。
まぁ平たく言ってただの慢性運動不足人種にとっては、この坂道がかなり苦行。
※売店はおろか自販機もないので、もし真夏の炎天下に行く際は飲み物の準備しといた方が無難。
高所恐怖症の人は無理しないで。大地の裂け目
約5分の果てしない時間の登山を終えたところで、大地の裂け目が姿を表す。
うひょー!もう少しで馬が見えるぞ〜!と
中山最後の直線を駆ける競走馬のようにゴールゲートへ歩を進めるTeriyaki。
と、その刹那、脳裏によぎったのは、
というのも、
ホースシューベントを本やネットで見たときには
と漠然に思っていただけなので、現地に着いて気づいたんです。
何も高層ビルだけが高所じゃない…
極端に言ってしまえば穴を掘れば、周りは高所になる…という事に。
そんでもって、蹄をきれいに見るには崖に近づかなきゃいけない…みたい。
自分の足で進める限界までゆっくりと歩を進めるも、まだ蹄は見えない。
アンテロープに続き、ここも岩場に砂という悪条件。
必死ですり足で近づくも、どうやらここが高所恐怖症の限界。
そしたら、先に蹄の全貌を見た嫁の声。
と言うもんだから、行ってやりました。
Japaneseニンジャスタイルで。
でもやっと見れた蹄。
撮影!!ドン!!
絶景である。
全体を撮影するには、ワイドに写る広角レンズが良いのかもね。あとは撮影時刻。
我々が到着したのは午後3時頃(冬時間)なのですが、写真を見ると左上から右下にかけて崖の影が写っちゃってますね。
影のない写真を撮るには、太陽が真上にあるお昼頃がいいのかも。
みんな凄くない?怖くないの?落ちたら真下は岩だよ?川に落ちる前にグチャってなるぜ?
って、おーい!そこの娘!なんでここでヨガしてんねん!
カメラマン役の友達!危ないから止めろや!お前らさっきアンテロープにも居たやろ!
撮影に時間かけすぎて、後ろが詰まって先に進めなかったんやぞ!
何?これが、映えるってやつなんか?あん?Photogenic !?
とか思いつつも、雄大な母なる大地に腰を落ち着けて、壮大な風景をいつまでも眺めていました。
が、
と突き落とされてもおかしくない発言が飛び出したので、逃げるように次の目的地に向かいます。
次回はナバホの聖地、モニュメントバレー編です。
ここで、この旅初めての出会いが!?
乞うご期待ください。
いつも読んでくれてありがとうございます。